日時 | 2016年3月2日(水)14:30 〜 16:30 |
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場所 | 京都府立大学 稲盛記念会館 103講義室 |
参加者 | 学生、院生、教職員 |
参加者数 | 35名 |
報告
築山学長の開会挨拶の後、文部科学省の唐沢氏から女性研究者割合の現状、政策動向、女性研究者活躍促進に関する事業の紹介と大学に対する期待について基調講演を頂き、小沢室長から3年間に渡る女性研究者研究活動支援事業の取組み報告がありました。続く研究支援員制度利用者報告では、支援員制度を利用された3名の教員から、制度を利用したことによる研究面の成果、生活面・精神面での効果について報告があり、ライフイベント中の教員が直面する研究状況と、支援員制度を利用することによる状況改善の体験談を具体的に話して頂きました。最後に、JSTの木村氏からの講評では「研究環境の改善や整備は非常に丁寧に進められていると判断している」と評価された上で、今後の女性研究者比率向上への期待を述べられ、野口副室長による閉会挨拶で締めくくられました。
参加者からは「文部科学省の方の国全体の方向性のお話と、先生方の利用報告はとても参考になりました」「支援を受けられた教員の方から実際の体験談を聞き、必要な人に必要な制度が届けられることの大切さを聞き、男女共同参画の重要性・必要性を肌で感じました」「研究支援員制度利用報告が3件とも非常によく、研究業績をあげることに有効に働いていることが証明された。さらに人材育成にも大きな意義があることが示された」といった感想が寄せられました。