【報告】女性研究者ロールモデルセミナー特別企画「キャリアと子育てを両立するためのマネジメント思考」を開催しました

日時 2015年11月27日(金)10:00 〜 11:30
場所 ウィングス京都(京都市男女共同参画センター) 2 階 セミナー室
テーマ キャリアと子育てを両立するためのマネジメント思考
講師 国保 祥子氏(静岡県立大学経営情報学部講師)
参加者 教職員、一般
参加者数 22名

報告

DSCF3043国保氏が主催する「育休プチMBA勉強会」は、制約を抱える人材が”マネジメント思考”を学ぶための勉強会であり、人材としての付加価値を向上すると共に、問題解決能力を高め、離職を防ぐことを目的とされています。今回、「育休プチMBA勉強会」の実践報告とともに、ご専門である経営学や管理職育成の観点から人材育成という側面で女性に対する思考トレーニングがどういう意味を持つかを紹介頂き、さらに後半には実際にグループワークでケースメソッドを用いた思考トレーニングを行いました。マネジメント思考は、経営者目線の「うまくやるための知恵」、「問題を解決するための思考法」であり、これは経営者だけが知っておけばよいものでなく、一般の社員が身に付けていることで、所属する組織において目的を理解し、それを達成するために自分が何をすべきかわかることが可能となり(=上司が何を求めているかわかる)、これは仕事でも家庭でも役立つ思考法であることを具体事例を交えてわかりやすく説明頂きました。参加者からは「経営学はこれまで自分とは無関係だと思っていましたが、お話を伺う中で身近なものだということがわかりました。もっと話を聞いてみたいです。」「ケーススタディがとても興味深く、自社でも同じ現象が起きている中、個人の問題として捉えがちであったことに改めて気づかされました。会社の経営課題として捉え、フォロー体制を整えることの重要性をつくづく感じました。」「育休期間の間に、マネジメント思考を身に付けて、できれば意識して練習しておこうと思いました」といった感想が寄せられました。

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