7月16日(木)12:15~12:50、5号館3階の生命環境科学研究科会議室において第3回「女性教職員昼食会」を開催し、教員・職員合わせて19名が参加しました。昼食会は、専門や職種を超えた緩やかなネットワークづくりと交流を目的に開催するもので、全教職員を対象に実施しています。
第3回目は、2015年4月に新たに着任された文学部の細越響子講師にスピーカーを引き受けていただき、「ことばを教える、こころを育む」というタイトルで、自己紹介・研究紹介をして頂きました。ご専門である、大学生を対象とした英語教育について、研究テーマに興味を持ったきっかけから、語学習得の手法、学習効果とこころの状態(緊張、不安、やる気)の関連性などを説明頂くとともに具体的研究の一例として字幕の活用と聴解行動への影響の実験結果をわかりやすく紹介頂きました。講演後、参加者からの質問にもお答え頂き、後半の歓談時間には参加者同士が昼食を取りながら交流を楽しみました。
参加者からは、「英語教育という専門的なお話であったが、聴解行動への取り組みが、動機づけに影響されるというところが他の事項にも共通することであり興味深かった。」「今まで知らなかった細越先生のキャリアや研究のことがわかってよかったです。」「やる気と学習能力が関連しているのが勉強になりました。」といった感想が寄せられました。教職員昼食会は今後も継続的に開催していきます。