【報告】第3回あおいサロンを開催しました

平成26年7月3日、第3回あおいサロン「デザインする思考」を開催し、学生、大学院生、教職員合わせて25名が参加しました。

今回、スピーカーには、本学生活科学部住居学科(現生命環境学部)卒業生であり、現在は、京都大学大学院工学研究科付属グローバルリーダーシップ大学院工学教育推進センター講師の高取愛子先生をお招きしました。

前半は、先生の自己紹介の後、参加者の自己紹介と参加の理由を話していただきました。
後半は、先生のキャリアパス、育児等プライベートなお話を時系列的に、その時々の心情を含めてお話しいただきました。また、タイトルである「デザインする思考」とは「仮説の設定と検証を繰り返す作業、問題解決の思考」であり、深く考える地味な努力の重要性を述べられました。
最後に、スタンフォード大学が提唱するデザイン・シンキングを、ご自身のご経験ならではの解釈とともに紹介頂きました。

参加者からは、「デザインプロセスのお話が、卒業制作を進める上で役立つと感じました。」「響く“言葉”、すてきな“言葉”が多かった。ロジカルな思考の仕方が参考になった。」「女性研究者を目指す者として、妊娠・出産をしたときにどのように研究活動と家庭を両立するのかというお話が非常に興味深かった。」といった感想が寄せられました。参加者にとって活躍されている卒業生との対話は刺激的であり、また、今回のテーマはあらゆる問題解決の思考法として大変参考になったようです。

CIMG0524

ページの先頭へ