【報告】第12回あおいセミナー「ヴェルサイユで出会ったスピンクロスオーバー現象」

日時 2016年1月19日(火)16:10 〜 17:40
場所 図書館3階 視聴覚室
テーマ ヴェルサイユで出会ったスピンクロスオーバー現象
講師 村岡 梓 氏(日本女子大学 理学部数物科学科 講師)
参加者 学生、院生、教員
参加者数 20名

報告

キャリア形成のターニングポイントとなったフランスDSCF3471でのポスドク時代を中心に、研究生活や人との出会い、新たな環境に飛びこむことがその後のキャリアにどうつながったか等をお話し頂くと共に、ヴェルサイユ大学での研究であるスピンクロスオーバー現象を示す鉄を中心とするナノ粒子のサイズ効果に関して、モンテカルロ法を用いた研究内容の紹介を頂きました。また、日本女子大学創立の背景や女子教育の理念の紹介、国際的な女性研究者の割合と比較等、女性研究者を取り巻く現状についてもご自身の経験を含めてお話し頂きました。講演後には女子教育や研究分野の選択に関する質問があり、丁寧に回答頂きました。

参加者からは「世界規模での教育・研究については普段あまりふれていないため、貴重な話が聞けてよかった」「キャリアアップに関して外に出る、挑戦は必要不可欠であると感じました」「LSとHSの話は授業で少しかじっていたので、聞いていて面白かったです。私はあまり外へ向いて進んでいくタイプではないので、自分の面白い思ったことをやっていって外国まで行くのはすごいなと思い、見習わないといけないなと思った。」といった感想が寄せられました。

企画協力 生命環境科学研究科 材料設計学研究室

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