日時 | 2014年12月12日(金)14:50 〜 16:00 |
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場所 | 図書館視聴覚室 |
講師 | 原田 康代 氏 (東京理科大学生命科学研究所分子病態部門 テクニシャン) |
参加者 | 教員・院生・学生・外部他 |
参加総数 | 16名(学生・院生15名、一般1名) |
報告
これまでのテクニシャン(研究補助員)としてのキャリアを紹介頂きながら、所属してきたいくつかの研究室での仕事内容や環境の違いについてお話し頂きました。中でも米国サンディエゴの研究所で勤務したご経験談では、留学のメリットとデメリット、常に結果を求められるシビアな一面や家族との時間を大切にする米国人の研究スタイル、ポスドクやテクニシャンの給与等から食の事情といった生活面まで、米国における現実的な研究者生活を紹介頂きました。米国では言語の壁によって辛い時期を体験されたそうですが、どのように乗り越えたかや、経験に基づいた留学に際して必要な準備や語学学校についての情報も教えて頂きました。
最後に、参加者に対するメッセージとして、仕事や研究への取組み方については「どんな仕事も責任をもって全力で取り組むこと。誰かが見てくれていれば次のチャンスにつながります。」「失敗してもごまかさずに正直に話してボス(上司)に自分のレベルを把握してもらうことが大切。」と、実体験に基づいたアドバイスを送って頂きました。